雨に濡れる

b0037269_23571275.jpg雷が鳴って、横なぐりの雨が降っている。この雨が上がれば、いよいよ梅雨明けか。学校では梅雨明けを待ちきれないセミたちがジージー鳴いていた。雨のなかセミたちはどうしているのだろうか。羽を濡らして難儀してはいないだろうか。

セミのことは知らないが、けっこうな雨に祟られて濡れ鼠(ねずみ)になるたびに、傘にしても合羽にしても、どうしてこう雨を防ぐ効果が低いのかと雨男は恨み言のひとつもいいたくなる。

長い長い人間の歴史のなかで雨はいつもついてまわっただろうし、そのあいだにはいくらでももっと効果的な雨具を考えることもできただろうに、これさえあれば絶対に濡れない!といった “究極の防雨アイテム”――ポータブルな防雨空気層とか風船状の防雨アイテムとかね――が考案されそうな気配はない。天下のATOKでさえ、「ぼうう」と入力して、「防雨」という変換候補を吐き出すことはないのだ。たぶん、誰も、雨に降られることが心底嫌いなわけではないからなのだろうが、なぜ嫌いでないか、は考える余地がある。

小学校のとき、ちょっとアホな同級生がいて、ある日、大雨のなかを傘もささずに走って帰っていた。「なんで傘ささへんねん?」と聞いたら、「それの方がカッコイイやんけ」といいやがった。アホな友だちの一言だったけど、いまいましいことに、いまも覚えている。

by enzian | 2009-07-19 23:19 | ※その他 | Trackback | Comments(0)

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