いらぬ負担

昨日はオープンキャンパスの学科担当で、なんにんかの高校生と話した。ぼくはひとと話すのが好きだから、しかもふだん話すことのない高校生と話すとあって、いつもオープンキャンパスではテンションがあがって困る。きっと誰も気づいてないだろうけど。テンションがあがっても、学科相談で相談を受ける学生とは、その後なんねんもいっしょに勉強していく場合があるので、慎重に対応することにしている。

気をつけてはいるのだが、そんなハイテンションのせいか、一度、失敗をやらかしたことがある。ある年、高校生と長く話し込んだぼくは、その学生が自分の大学の哲学科を受け、入学するにちがいないと思い込んでしまった。そして、あろうことに、「入学後に返してくれればいいよ」と、哲学の入門書を貸してしまった。けっきょく、その名も知らぬ高校生とは二度と会うことはなく、本も戻ってこなかった。本など惜しくはないが、自分の思慮のなさで高校生にあれこれいらぬ負担をかけたのではないかと悔やまれる。

by enzian | 2010-08-08 21:32 | ※キャンパスで | Comments(0)

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