あと2年

こういうことをいうと東京を知っているかのように聞こえてお叱りを受けるだろうが、なかなか好きになれない街だ。10年ぐらい前に比べたらアレルギーはなくなってきて、このごろはそれなりに楽しめるようになり、あと2年もあれば好きになってしまいそうな勢いで、そういう器量よしの自分が好きでたまらないのだが、やはり好きになるにはもう少し時間がかかりそうだと先日も思った。なにが受けつけないのかと、巣鴨の駅前辺りを変にうろうろしながらお兄さんに声をかけられながら考えたのだが、たぶん余白が少ないのだろうと思った。考えうる限りのスペースを有効利用してアピールしようとしている街なのだ。

東京にいると、ときどき企業なんかにいる、すきあらば自分の能力を誇示してきて、相手を屈服させようとギラギラしている一群のひとたちの姿が頭をよぎる。「はいはい、よくお出来になることはわかったから、もう勘弁してください」などと独り言を頭に思い浮かべながら、いつものように夜中のコンビニで原稿をコピーする。それにしても便利だ。

by enzian | 2010-09-10 23:52 | Comments(0)

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