行くひと、来るひと

5月にドイツに行く用があるのだけど、先日、ルフトハンザが東京からの発着を当面取りやめ、発着空港を中部空港や関空に移動するというニュースを聞いて驚いてしまった。少し前に買ったチケットはルフトハンザではなかったので、特に問題なかったが、フランクフルトに着いてから、日本から渡航した人間だけ余分な検査をされるかもしれないと思ったら、おもしろくない。少し調べてみると、ドイツ外務省は東京の大使館の機能を一時的に大阪に移している。イタリアの航空会社はルフトハンザと同じような措置をこうじている。アメリカが自国民に、どういう根拠からか、事故原発から80キロ圏内からの退去を求めていることはご存じのとおり。まことに慎重というか、ごたいそうな判断だと思って敬服してしまった。ぼくは長いこと、いろんな情報収集とか総合的判断というのは自国よりも欧米(特にアメリカ)の方が強くて正確(客観的)だと信じていたのだが、今回の出来事ではこの考え方を変えた方がよいのではないかと思っていて、事実そうなることを強く願っている。

そんな欧米各国のことはよい。ぼくはまず東京に行かんならんので準備中なのである。ほんとはいまごろには引っ越ししているつもりだったが、3月中は動けないことになってまだここにいて、しかもにわかに忙しい。引っ越し先のインターネット配線は、宮城にNTTのなんとかがあって搬送できないとかでペンディング状態となった。冷蔵庫やらテレビやらは持って行くのがイヤなのでレンタルするつもりだったが、これもまたとつぜんの需要過多で借りられる見通しがつかなくなった。でもそんなのは、はしたこと。哲学なんぞいざとなればこの身ひとつでできるし、なによりもぼくの楽しみは東京の下町巡りなのだ(研究をしろ、研究を)。東京の下町はどこへも逃げないだろう。

by enzian | 2011-03-21 12:06 | ※テレビ・新聞より | Comments(0)

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