なぜミョウガであって、白髪ネギではないのか?

やはりちょっとしたスペースにはドクダミがわさわさ生えている。ドクダミといっしょにミョウガが生えた場所もいくつかみつけた。近所には見事なシャガの群生もある。いずれも水気を好む植物。江戸の多くの部分はもともと低湿地帯だったと聞いたことがあるが、ほんとうなのかもしれない。もっともここは台地だから、多くの川が流れていたような場所だったのだろう。そのせいかどうかは知らないが、東京の料理にはしばしばミョウガが使われていて、ミョウガを食用にすることに反対しているぼくは、「なぜミョウガであって、白髪ネギではないのか?」と、ときどき皿と東京人に向かって問いかけることになる。

ミョウガといえば、ぼくにとっては食べるよりも、「みょうがの宿」という昔話のほうが好ましい。そして、みょうがの宿を思い出すと、必ず「とろかし草(うわばみ草)」が連なって出てくる。どちらも、おおかたの子どもには受けない話だろうが、ぼくのなかでは名作。

by enzian | 2011-06-28 23:49 | ※街を歩く | Comments(0)

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