エチケット

つねひごろ、どうしてひとはあいも変わらないのかと不満ばかりもっているが、たった半年で、すっかり別のものになったり、きれいにもとに戻っていたりするのを目の当たりにすると、なんとまぁひととはフレキシブルなものかと、ころっと考えを変えたくなる。もちろん、こちらとしても、この種についてはこのような環境においてあのような変化をとげるだろう、あの種についてはあのような環境であるからこのように変化するであろうといった “変化の想定” をしているわけで、そういう意味では、想定の範囲内からでるものはなかった。

変わらないこともあった。ぼくの相変わらずの怖がられっぷりである。「怖い、怖い」とうるさくてかなわないのである。怖いなら近づかねばよかろうに、耳元での大合唱なのである。まぁ世の中にはお化け屋敷とかモンスターハウスに近づこうとする少数の物好きがいるのだから、こういうことになるのかもしれない。もちろん、自分のことを弁えているぼくは、自分を怖がっているとわかったひとにはもうそれっきり一切近づかない。そんな、怖くて泣いている子どもをさらに怖がらせるようなまね、やなこった。せめて三分の一人前の社会人として、いたずらに近づかないでいてあげることがエチケットだと思っている。

by enzian | 2011-10-19 22:09 | ※その他 | Comments(0)

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