週一の拷問

やりにくくてしかたない授業がひとつある。おかしい、おかしいと思ってはいたが、なぜなのか理由がわからず、ごまかしながら続けていた。ごまかしていたつもりだが、書き落としをしたりして、やはりミスが出てしまう。まじめに授業を聞いている学生に問題はない。問題はまちがいなくこちらにあるが、なぜその教室での授業だけ落ち着かないのかわからなかった。その理由が今週やっとわかった。授業中、教卓の両サイドにある窓ガラスに自分の姿が映るのだ。これまで大教室の授業を遅い時間帯にしたことがなかったから窓ガラスに自分の姿が映るというのは経験したことがなかったが、辺りが真っ暗になると、窓ガラスが鏡面のようになって講義者の姿を映し出してしまうのだ。

学生たちに向かって話していると、同時に、視界の両方の端に学生に向かって話している自分の姿が見える。ぼくはもともと自分の姿を見るのがキライだ。散髪屋にいっても、ほとんど鏡を見たことがないぐらいなのだ。しかも、視界に映るその姿は、おそるべきことに「教壇に立つ教師の姿」なのだ。〈自分=教壇に立つ者〉という自覚のまったくない、というかそれをひたすら避けてきたぼくには、これは拷問に等しい。

by enzian | 2011-11-26 22:59 | ※キャンパスで | Comments(10)

Commented by 毒きのこ at 2011-12-04 12:11 x
>(d)柿を剥いているおっさんのテツガクシャであるenzianが珍しかった。

ほんと、学生さん驚愕して震えて「ギャー」だったでしょうね・・・
家政婦は見た!状態だったと思います(^^;)
見てはいけないものを見てしまったのでしょう・・
和尚さんがこっそり饅頭を食べているのを見た
小坊主さんに近いものがありますよ・・・

くるりと柿をむく・・・
丸ごと1個がぶりですか?
柿のお尻の十文字にそって包丁を入れると
種にあたらず4等分できますよ♪
甘柿をむいてスライスして
寒空のおひさまの下、2日ほど干すと
なんちゃって干し柿になって美味しいんですよ♪

ではでは・・・
Commented by enzian at 2011-12-04 19:41
毒きのこさん

>見てはいけないものを見てしまったのでしょう・・
和尚さんがこっそり饅頭を食べているのを見た
小坊主さんに近いものがありますよ・・・

(゚Д゚)!!
そげに大げさなこってだったのですかい!
(どこの言葉なんだ。)

>甘柿をむいてスライスして
寒空のおひさまの下、2日ほど干すと
なんちゃって干し柿になって美味しいんですよ♪

おいしそうですね。
つくってみようかしらん。^^
Commented by 毒きのこ at 2011-12-08 15:35 x
>ひとつさばいてふたつ増え、ふたつさばいてみっつ増え、ハァ~♪ヨイヨ~イ♪

なんか、この、はっちゃけた感じが良い♪
(壊れかかっているとも?!)

師走だなぁ~ (^^)
Commented by enzian at 2011-12-08 23:43
毒きのこさん

>(壊れかかっているとも?!)

えらいこっちゃ、♪えらいこっちゃ~♫
Commented by 毒きのこ at 2011-12-10 12:48 x
>「あなたの文章は作文であって、論文ではない。」

このように真実を伝えるのには愛情なくしては無理ですし
言われた側は傷やショックを受けるでしょうが
深く深く自分を知るチャンスです
社会に出ればこの時のことを感謝する日が来るでしょうね

師なくして自らを省みることはできないと思います
目の前の師でも、そうでなくとも・・・

「あなたのピアノは子どものようにただ楽譜通り弾いているだけ音楽の演奏ではない」と師に諭されました
わたしもそれなりに人生経験を重ねてますので
反発することなく、むしろ社会に出て正直に指摘される場面も減り、むしろその機会に飢えていたほどです
若い頃にはありえなかった素直さで、師の有難いご指摘をちょうだいすることが出来るのです

ですからenzianさんには学生さんのためにも師の教えをまっとうしていただきたく思うのです
Commented by enzian at 2011-12-10 17:02
毒きのこさま

ありがとうございます。

>「あなたのピアノは子どものようにただ楽譜通り弾いているだけ音楽の演奏ではない」と師に諭されました

文字だけを見ればただ冷徹な言葉ですが、
二人の関係があってこそ言えた言葉なのでしょうね。
また毒きのこさんのその後の生き方があってこそ、
それが意味のある言葉だと捉えることができたのでしょう。
このような言葉を言えるような関係が
はたして大学で築けるのかどうか、
また、どうすれば築けるのか、
心して行動していかないといけないと思っています。

記事はもう、過去へと飛ばしました。(^^ヾ
Commented by 毒きのこ at 2011-12-28 12:32 x
>自己アピール

そもそも、私も就活していた超就職氷河期開始時代「面接」のそういったアピールに違和感を覚えていました・・・
今のご時世は、ボランティアもそういったツールのひとつなのですね・・・
高校受験の内申書に良く書かれたいから親切をする、ということが物議を醸していた時代と同じような違和感を覚えます・・・

違和感を感じつつも、そういった世の中のシステムを飲みこみつつ、やるからにはとことんアピールしていた自分も懐かしいです(世渡りと言うか、裏をかくというか・・・開き直り!)

一番怖いのは、何の違和感も感じないで、むしろ正しいと信じ切っていることかもしれません・・・
Commented by enzian at 2011-12-28 20:58
毒きのこさん

>今のご時世は、ボランティアもそういったツールのひとつなのですね・・・

「ツール」なのでしょうね。
なにかに強いられるツールだから、
けっきょく自由意志によるものではないようです。

>高校受験の内申書に良く書かれたいから親切をする、ということが物議を醸していた時代と同じような違和感を覚えます・・・

いまはもう物議さえかもさないようになりました。
だから、今回のボランティアでも、
いつか、誰も違和感を感じなくなるのでしょう。

>一番怖いのは、何の違和感も感じないで、むしろ正しいと信じ切っていることかもしれません・・・

同感です。
せめて、ぼくも違和感を感じて欲しいと思っているのですが、
大きなお世話なのでしょうか。
Commented by 毒きのこ at 2011-12-30 16:32 x
>膨大な雑用を小手先でひねって表面だけつるつるに加工したり、よしんば、つるつるでなく凸凹だと指摘されても、「きっと気のせいでしょう」とゴマカす手練手管を身につけているので

い~けないんだ、いけないんだ♪
せんせーにいってやろー♪

柿も妖しく食べるし・・・

ほんと、これでいいんでしょうか?!

悪い人に過ぎるにもほどがあります!!!
Commented by enzian at 2011-12-30 21:22
毒きのこさん

(゜Д゜)!!
せんせーにはいわないで、
おくれやす。

さっきも柿食べたもん。

世の中、ほどほどに悪人もいないとね。
(* ̄m ̄)

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