しんしんと雪が降る

「しんしんと雪が降る」という表現が好きです。雪国の方からはお叱りを受けるでしょうが、静かに、少しずつなにかが降り積もってゆくというイメージが好きなのです。めったに雪が積もらないところで育ったからかもしれません。

音を吸収するからでしょうか、車がスピードを落とすからでしょうか、雪降る朝はふだんより静かな気がします。でもそれでよく眠れるかというとそうでもなく、雪降る朝は静かすぎて早く目覚めてしまいます。静かなものが騒がしくなっても、騒がしいものが静かになっても、“常ならぬ事態” と心は判断するのでしょうね。

by enzian | 2006-01-02 22:01 | ※その他 | Trackback | Comments(31)

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Commented by かっちん at 2006-01-02 22:36 x
こんばんは。
雪が降る朝はかすかな緊張感を感じますね。
それが変わらぬ毎日にいいアクセントを与えてくれることもありますよね。
Commented by 毒きのこ at 2006-01-02 22:40 x
 ”しんしん”っていうフレーズは雪の音なのでしょうかね。ココロで聞く音なのかもしれませんね。

 ・・・雪の降る夜、車のチェーンの音が”シャンシャン・・・”と響き渡るのがすきでした。
Commented by hiruu at 2006-01-03 01:53
新しい年がスタートしましたね。これでまたひとつの節目がクリアーできたんだと思うとたいへんおめでたいことだなと感じてしまいます。enzianさん、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
私は、暖房のきいた部屋でガラス越しに雪を見るのが好きです。ひとつひとつのその純な冷たさを心の中で感じるので~す。
Commented at 2006-01-03 02:46
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Commented by enzian at 2006-01-03 08:46
かっちんさん

おはようございます。

>雪が降る朝はかすかな緊張感を感じますね。
それが変わらぬ毎日にいいアクセントを与えてくれることもありますよね。

ありますねぇ、かすかな緊張感。
雪国でないところにいる人にとっては、やはり非日常なんでしょうね。
Commented by enzian at 2006-01-03 08:49
毒きのこさん

> ”しんしん”っていうフレーズは雪の音なのでしょうかね。ココロで聞く音なのかもしれませんね。

「しんしん」は、漢字では「深深」だと思いますが、
「心心」という感じもしますね。

>・・・雪の降る夜、車のチェーンの音が”シャンシャン・・・”と響き渡るのがすきでした。

あーその音もありますね。
Commented by enzian at 2006-01-03 08:59
ひるさん

新しい年がスタートしてしまいました、
どーしょーどーしょー(^^;

>私は、暖房のきいた部屋でガラス越しに雪を見るのが好きです。
ひとつひとつのその純な冷たさを心の中で感じるので~す。

うまく言えないのですが、
わかる気がします。
暖かさのなかでほのかな冷たさを感じるのはよいですね。
その逆はイヤですが‥‥^^

今年も、よろしくで~す。
Commented by enzian at 2006-01-03 09:13
鍵コメさん

あけましておめでとうございます。

お読みいただいてありがとうございます。
これだけの数のものを読むには、
相当の根気がいったでしょうね。
それと、感心がなければ読めないと思います。
壁を隔てた世界かもしれませんし、
自問したことがないつもりでも、
意外にも、そうではないのかもしれません。

ひそかでなくてもいらしてください^^
今年もよろしくお願いします。
Commented by u-wakaroku at 2006-01-03 09:48
あけましておめでとうございます。
わたしも「しんしんと…」の表現が好きです。
正月早々39度の熱を出したわたしは、
熱からくる腰痛に悩まされながらも
無欲で静寂な心の状態をどこか楽しんでいるところがありました。
今年もeinzianさんのブログを楽しみにしています。
どうぞよろしくお願いします。
Commented at 2006-01-03 10:05
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Commented by enzian at 2006-01-03 15:31
ゆうさん(新年からはこう呼ぶと決めました!^^)

あけましておめでとうございます。

お加減はいかがですか?
39度も熱が出れば相当辛いだろうと思います。
(ぼくは熱にからっきし弱いので、
聞いただけで、グロッキーになります。)

>無欲で静寂な心の状態をどこか楽しんでいるところがありました。

無欲で静寂な心の状態‥‥まさにしんしん、という感じがします。
それにしても、無欲で静寂な心の状態というのは、
普通に生活している限りなかなかなれないのかもしれません。
欲望がいっぱい渦巻いてしまいますので。
(それはぼくだけかな?(^^;

こちらこそ、今年もよろしくお願いします。
Commented by enzian at 2006-01-03 16:26
鍵コメ2さま

ちわー

仕事の区切りがついたら書きます。
Commented at 2006-01-03 19:41 x
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Commented at 2006-01-03 19:42 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by enzian at 2006-01-03 23:04
鍵コメ3、4さま

鍵コメさまは雪国の方なんですね、ひゃー

そのシュ!シュ!っていう光景はなんか憧れるのです。
でも、そういうのは、もう過去のものなんですか‥‥ちょっと残念です。

そうです。そうです。
深夜から降り始めて降り続けている朝です。
そういう朝は窓の外を見ないでも、雪が降っている気配がして、目が覚めます。
やった、ぼくだけの感覚かと思っていたので、よかった!(^^)

雪掻きは大変だと聞いています。
だから、こういう発言は気をつけるようにいたします。
ありがとうです。
Commented by くき at 2006-01-04 02:14 x
ご無沙汰しておりますが、あけましておめでとうございます。

この「お題」(←しっ、笑点?!)、私は思わず三好達治の
「太郎の屋根に雪降り積む、次郎の屋根に雪降り積む」を
懐かしく思い出してしまいました。

確か、子供時代に国語の教科書に載っていた詩です。
あまりにシンプルすぎて、クラスのみんなで
「なんじゃこりゃ~」って笑っていました(^_^;)

でも、オトナになってみると、そのシンプルさこそが
雪景色にマッチしているんじゃないかしら・・・
究極の表現なのではないかしら・・・と
思うようになりました。

高校時代に修学旅行でみた銀閣寺が
「地味でつまらん」と思っていた割に、今は一番懐かしいのと
少し似ているかもしれません(違うかな?)

ちなみに、雪といえば、私は
「子うさぎましろのお話」(佐々木たづ著)を思い出します。


Commented at 2006-01-04 13:20 x
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Commented by unnyo8739 at 2006-01-04 15:20
激しく図々しくも、しんしんということで、
ちょっと前に書いた詩をトラバしてみました。

南国生まれの私にとって、雪はしんしん降るものとずっと思っておりました。
Commented by enzian at 2006-01-04 18:48
くき さん

あけましておめでとうございます。

>この「お題」(←しっ、笑点?!)、私は思わず三好達治の
「太郎の屋根に雪降り積む、次郎の屋根に雪降り積む」を
懐かしく思い出してしまいました。

まさに、しんしん、という感じですね。
なるほど、雪というのは物事をシンプルにするものなのかもしれませんね。
雪が降り積もれば、すべてを隠して、白一色にするから‥‥
三好達治の詩はそのシンプルさを詠っているのかなと。
それとあっさり溶けてなくなる点もいいのでしょうか。

>高校時代に修学旅行でみた銀閣寺が
「地味でつまらん」と思っていた割に、今は一番懐かしいのと
少し似ているかもしれません(違うかな?)

日本人には、絢爛豪華なものだけでなく、
単純なもの渋いものへの美意識もありますから、
銀閣と雪景色は繋がってくるのでしょうね。

>ちなみに、雪といえば、私は
「子うさぎましろのお話」(佐々木たづ著)を思い出します。

知らない本です。
チェックしま~す。
Commented by enzian at 2006-01-04 18:52
鍵コメ5さま

昔の対流式のストーブでは、
餅を焼いたり、芋を焼いたりしていたような気がしますが、
暖房の機能に限定したものも増えてきたのかもしれないですね。
雪国でも一般的にその傾向があるのでしょうね。

雪の気配を感じることが少なくなってしまったのも、
ライフスタイルの変化なのかもしれませんね。
ちょっと残念です。
Commented by enzian at 2006-01-04 18:56
unnyo8739さん

拝見しました。いやぁ~とてもいい詩でしたよ。
この詩、ぼくは大好きですね。
ありがとうでした。
Commented at 2006-01-05 13:27
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2006-01-05 18:44
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by enzian at 2006-01-05 19:53
鍵コメ6さま

ありがとうです。
とても参考になりました。

最後の方のことは大丈夫です。
お疲れさまです。
Commented by enzian at 2006-01-05 19:56
鍵コメ7さま

>目には見えないモノ・空気風や、耳には聞こえない音まで
こうやって「言葉」に表す
とても素敵なことだと思います。

そうですね。
考えれば、もともと音のないものを音にしているのですね。
いいなぁと思います。

>きりっと身が引き締まるような寒さを表す『凛凛』という言葉も好きです。

凛という言葉の響きは、ぼくも好きです。
Commented by watasi05 at 2006-01-05 20:56
あけまして おめでとうございまする。

この冬は 久々の寒さですね。  
今日のお昼前 本を読んでいて ふと 感じて 外を見ると 小雪が舞っていました。
地面に辿りつくまでに寄り道の多い 16の娘っ子みたいな小雪でした。

今年のご活躍を楽しみにしています!

Commented by enzian at 2006-01-05 21:22
watasi05さん

あけまして、おめでとうございまするする。

寒いですね、この冬は。
例年にない寒さですね。

>地面に辿りつくまでに寄り道の多い 16の娘っ子みたいな小雪でした。

^^、なるほど、そらなかなか地面に辿り着かないですね。
途中でパン食べたり、運動場の隅で憧れの人を見たりするんでしょ‥‥^^

今年もよろしくです。
Commented by 座敷童 at 2006-01-06 00:54 x
しんしん
日本語の音の表現はとても美しいと思いますが、そのひとつですね。
雪の降る音ってなかなか無いですから。
今もそうですが、人気ない山奥にスキーに行ってひとしきり滑ったあと、
宵まで木の元で一人、降る雪を見るのが好きです。(暗いなあ)
野生動物になった様な気分になります。
ひとしきり、静けさと孤独の中で自分の境界線を失ってから
完全に陽が落ちる前に、麓まで下ります。
とかいいつつ、近眼の私は帰りがけによく崖下に落ちてしまうのでした。
Commented by enzian at 2006-01-06 22:38
座敷童さま

>日本語の音の表現はとても美しいと思いますが、そのひとつですね。
雪の降る音ってなかなか無いですから。

そうですね。
美しい表現だと思います。

>今もそうですが、人気ない山奥にスキーに行ってひとしきり滑ったあと、
宵まで木の元で一人、降る雪を見るのが好きです。(暗いなあ)
野生動物になった様な気分になります。
ひとしきり、静けさと孤独の中で自分の境界線を失ってから
完全に陽が落ちる前に、麓まで下ります。

なんとなくわかるような気がする。
しんしんと降る雪にはそういう作用があるのね。
というか、そういう作用を “しんしん” と表現するんだろうね。

>とかいいつつ、近眼の私は帰りがけによく崖下に落ちてしまうのでした。

遭難しないようにね^^。
Commented by agatha-kobe at 2006-01-15 13:27
明けましておめでとうございます

ご挨拶がおくれました。コメントもお目に留まるかどうか分かりませんが・・・・

シンシンと降る雪の音に関して40年も前のこと。
ドナルド・キーンさんが新聞にコラムを書いておられました。

日本語の美しさについては再認識させて下さるコラムを、その当時から書いていて、
その「シンシン」について、

sin sin snowは、静寂が深く深くそして音のない世界の音?
雪が作る静寂の音? 不確かですがそういう文章を読んだことを思い出しました。

大学生だったので、当時はそんな言い方を雪の降った夜のことを表現するのが
ちょっと大学で流行った記憶が有ります。

昔昔の事を想い出しました。

今年もよろしくお願い致します。
eizianさんのお人柄を忍ばせる含蓄有るお話、楽しませて頂きます。
Commented by enzian at 2006-01-15 17:00
agatha-kobeさん

こちらこそご挨拶が遅れました。
明けましておめでとうございます。

いつだったか、ドナルド・キーンが日本の美意識について
まとめていた文章を見たことがあります。
実に見事な分析だと感心しました。

>sin sin snowは、静寂が深く深くそして音のない世界の音?
雪が作る静寂の音? 不確かですがそういう文章を読んだことを思い出しました。

sin sinは、音のない世界の音ですね。


今年も細々と続けてゆきたいと思います。
よろしくお願い申し上げます。

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