パーフェクト・ゲーム

わけあって他のゼミの学生にインタビューを試みる機会があったのだが、そのとき学生が言った一言にいい歳をしてちょっとたじろいでしまった。「夢はなにか?」という、なんともセンスのない当方の問いかけに、「自分に恥ずかしくない自分であること」と答えたのだ。

この答えにかつての野球少年はノーヒットノーランを食らったほどのショックを受けたものだが、なんのそれでも、今では相手ピッチャーの揚げ足取りを飯の種としている当方にもまだまだ付け入る隙があったのだ。だが、間髪入れず「なにが恥ずかしいのか、はまた考えなければならない問題ですが」と続けられるに至って、パーフェクトゲーム級の一撃を受け、「こやつはできる」と内心つぶやいてしまった。そして、急に恥ずかしくなった。

by enzian | 2006-03-07 16:08 | ※キャンパスで | Trackback | Comments(4)

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Commented by mao_ring at 2006-03-26 09:34
こんにちは。
その学生さん、とても機知に富んでいてすばらしいですね。
相手の数歩先を読んで会話するってこういうことなんだろうなと思いました。
漠然とした質問にも、それに相応しい答え以上の言葉を返すことは難しいです。
日常の生活でいつも心がけていらっしゃるのでしょうね。
一瞬うろたえた(かもしれない)enzianの様子を想像してしまいました。


Commented by enzian at 2006-03-26 22:18
mao_ringさん、こんばんは。

>その学生さん、とても機知に富んでいてすばらしいですね。
相手の数歩先を読んで会話するってこういうことなんだろうなと思いました。
漠然とした質問にも、それに相応しい答え以上の言葉を返すことは難しいです。
日常の生活でいつも心がけていらっしゃるのでしょうね。

機知に富んだ学生だと思いました。
そして、日常生活のなかで、
ものをよく考えている学生だと思いました。
これから社会に出ても、
きっとうまくやってゆける学生だと思います。

>一瞬うろたえた(かもしれない)enzianの様子を想像してしまいました。

うろたえましたよ。(^^;
Commented by mao_ring at 2006-03-27 10:53
す、すみません(汗)
呼び捨てになってます(__) ごめんなさい。失礼しました。
読み直さずそのまま送信してしまっていました(__)
Commented by enzian at 2006-03-27 23:03
mao_ringさん

そもそも気づいてなかったですよ。
(そういう細かいことには気づかないのだ。)
気づいても、そんなことで怒らないって。(^^)

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