「新世界より」

奈良から京都へ向かう電車のなか。関東からの修学旅行の女子中学生が三人、ドアにもたれかかって立ったまま、うとうとしている。何回も「ガクッ」とか「ビクッ」とかなっていて、その度に、「いま、わたし、ビクッとなった」などと言っている。寝ている友人たちが見ているはずがないとわかっていても、言わずにはおれないなにかがあるのだろう。昨夜はたくさん “告白” することがあって、なかなか眠れなかったのだろうか‥‥ぼくはニヤニヤしながら見ている。

カーブにさしかかり、電車が揺れる。倒れないようにドアにかけた手の角度が変わり、わずかに塗られた薄いマニキュアがかすかに光を反射している。昨夜、友だちどうしで塗ったのだろうか、それとも、旅行の前夜、家で塗ったのだろうか。うれしくてしかたないのだろう。

彼女たちにとっては、奈良の大仏よりも友人と過ごす宿の夜の方がわくわくする体験なのかもしれない。家を、故郷を遠く離れて夕暮れを、夜を迎えるということの特別の意味、親しい友人と一緒であればなおさらだろう。小学校のとき、帰るのが遅くなると、構内にドヴォルザークの「新世界より」が流れていたことを思い出した。今でも「新世界より」を聞くと、どきどきするようなわくわくするような、あのときの感覚がありありと甦る。

by enzian | 2006-06-03 11:45 | ※通勤途中 | Trackback | Comments(38)

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Commented by aroma-memory at 2006-06-03 13:18
友達は修学旅行の時、スカートを長くしすぎたため、新幹線のホームで担任持参の裁縫道具で裾上げさせられてましたっけ。いつの頃からか、超ミニスカートの時代になってきたんですよね。
~( ̄▽ ̄~)

・・・↓の記事へ・・・・
死の影への意識の仕方で、生きている実感の感じた方も影響ありそうっすね。
Commented by Honig-Biene at 2006-06-03 15:20
奈良の大仏見学へ行ったとき、
ちょっと太めの同級生はリュックと腹の肉のせいで、大仏様の鼻の穴(=柱)から抜けられなくなりました。未だに忘れられない光景です(苦笑)

わたし、ホタルを見たことがないのですよ。
きれいな写真を期待してま~す(^▽^)/
神様、どうかenzianさんを7時半までに自由にしてあげてください(笑)
Commented by gauche3 at 2006-06-03 15:40
なんだか、心暖まる光景ですね。
標準語の女子中学生三人は、やっぱり関西の電車の中では浮いているというか・・目立つんでしょうか?
昨晩、三人の女子中学生は “告白” では無くて、“哲学”について語り合っていたのかも知れませんよ・・( ̄ー ̄)ニヤリッ
Commented by aroomwithaview at 2006-06-03 16:10
中学生っていったら一番楽しいときでした。なんでも楽しかったなぁ~。でも、マニキュアなんて遠い世界だったような?ソックタッチくらいでおしゃれな気分の田舎者でした。

ニヤニヤしているenzianさんも、電車の音も、一緒に動く空間も、マニキュアのひかりも、想像しながら読みました。ガタンゴト~ンと揺れる風景。いいですね。電車の中で人をみるの好きです。
(ホタルたのしみ♪)
Commented by enzian at 2006-06-03 20:34
毒きのこさん

>友達は修学旅行の時、スカートを長くしすぎたため、新幹線のホームで担任持参の裁縫道具で裾上げさせられてましたっけ。いつの頃からか、超ミニスカートの時代になってきたんですよね。
~( ̄▽ ̄~)

 ↑
どうしてゆら~っとしてるの?(笑)
おもしろいね。
その、修学旅行のときにわざわざ長くしてくる、
ってのがおもしろいし、担任がそういうのを待ち構えている、
というのもおもしろい。^^

>・・・↓の記事へ・・・・
死の影への意識の仕方で、生きている実感の感じた方も影響ありそうっすね。

それは一番生きている実感に影響を与えるものでしょうね。
Commented by enzian at 2006-06-03 20:42
Honig-Bieneさん

>奈良の大仏見学へ行ったとき、
ちょっと太めの同級生はリュックと腹の肉のせいで、大仏様の鼻の穴(=柱)から抜けられなくなりました。未だに忘れられない光景です(苦笑)

リュックは外してトライすべきであったと思います。^^
いつだったか、本当に抜けなくなって、レスキューを呼ぶ騒ぎになった
ことがあったと記憶しています。

>わたし、ホタルを見たことがないのですよ。
きれいな写真を期待してま~す(^▽^)/

(゚Д゚)!!
あんなすばらしいものをっ!
それは残念なことです。
わかりまったけ。
あたくしが、せめてネット上で見せてあげましょう。
(安請負していいのだろうか)

>神様、どうかenzianさんを7時半までに自由にしてあげてください(笑)

来週、学校の近くで、7時半ごろに、
カメラと三脚を抱えて走っているおっさんがいたら、それは私です。^^
Commented by enzian at 2006-06-03 20:49
猿夫さん

>なんだか、心暖まる光景ですね。

見ていて、ほにゃほにゃしましたよ。^^

>標準語の女子中学生三人は、やっぱり関西の電車の中では浮いているというか・・目立つんでしょうか?

いえ、それほど目立ちませんよ。
京都や奈良には関東からたくさんの方がこられますから、
普通の光景です。
特に京都には関東圏からの学生が多いですし。

>昨晩、三人の女子中学生は “告白” では無くて、“哲学”について語り合っていたのかも知れませんよ・・( ̄ー ̄)ニヤリッ

どおりで眠そうだったわけだ‥‥なんでやねん!
(まったくありえないわけでもないですよね。。。(-_-)
Commented by enzian at 2006-06-03 20:58
aroomwithaviewさん

>中学生っていったら一番楽しいときでした。なんでも楽しかったなぁ~。でも、マニキュアなんて遠い世界だったような?ソックタッチくらいでおしゃれな気分の田舎者でした。

ソックタッチ、ありました。
ここ何年かで復活したようですね。
最初見たときは、スティック糊かと思いました。
(ステック糊みたいなものかもしれんけど。。。)

マニュキュア→マニキュアに訂正しました。(///(エ)///)
ぼくが見た中学生は、爪全体に塗っているというのではなく、
爪の一部分にうす~く塗っていて、
塗っているか塗っていないかは、
あのなんというのでしょうかラメみたいなものが
光に反射しない限りはわからないような塗りようでした。
とても控えめだったのです。
それが、微笑ましかったですよ。
Commented by enzian at 2006-06-03 21:06
aroomwithaviewさん

>ニヤニヤしているenzianさんも、電車の音も、一緒に動く空間も、マニキュアのひかりも、想像しながら読みました。ガタンゴト~ンと揺れる風景。いいですね。電車の中で人をみるの好きです。

ガタンゴト~ンでしたよ。
田舎の電車の揺れに乗って、中学生はうつらうつらしていたのです。

電車って、まったく知らない人とでも
ある程度まで近づくことができますから、
いろんな側面が見えておもしろいです。

>(ホタルたのしみ♪)

ぼくの予想では来週と再来週が、
ぼくの秘密の場所でホタルが飛ぶピークだと思います。
うまく写真が撮れればいいのですが。
雨がふらずに、会議が早く終わることを願っています。
Commented by shop_MONON at 2006-06-05 00:49
遥か昔、関西方面で私鉄に乗る機会があった時のことを思い出しました。
丁度下校時間だったこともあって、女子中学生のグループがあちこちと・・
私は標準語なので関西弁が珍しく、耳をダンボにして聞いていました。
耳をそばだてなくても声は大きかったですけどね。^^;
先生のこと、彼の事、取りとめもなく延々と話しは続き
関西人って誰でも機関銃のように話すことが出来るんだと
当時はそう思っていたんですよ。^^;
enzianさんが見かけた関東の女子中学生の光景は
想像を掻き立てる何かがあったのでしょうね。
私はありのままを見た・・ってところでしょうか(笑)

今はもういないのですが、隣町の山間の田んぼには蛍がいたんですよ。
夜、真っ暗な田んぼに向かって車のヘッドライトを点滅させると
暫くしてから蛍が寄ってくるんです。
それはそれは幻想的でしたね~
そこも秘密の場所でした!
Commented by meshi at 2006-06-05 06:55 x
中学生の頃は、大仏なんて興味無かったなぁ〜。(今もだけど)
マニキュアもしなくなって久しいです。えへへ
女子力低下防止策としえてゃ、ひたすら爪磨きで磨いてます。
だから、ピカピカではあるんですヨ。(強調)
ん? もしかして、中学生の爪もコレでは?
コレだと、マニキュアじゃないので、
中学生の頃からしている人が多かった気がします。
(私の場合、爪が酸欠状態になって、
 指先が痛くなってこっちに戻したんですが・・・)

と、なぜかマニキュアが気になってしまいました♪
Commented by manchester at 2006-06-05 09:57 x
スカートの裾上げというのにはびっくりしました。
私の時代はミニが流行りだったため、一瞬書き間違いかと思ったのです(^^;
因みに、ソックタッチですが、私はスティック糊で代用していました(爆)。
「似たようなものやん」と言って・・・(-_-メ) もっとも私の場合、ルーズソックスを
はいていた訳ではなくて、走ると靴下がずり落ちてくるからだったのですが(´д`)
懐かしいですね。

ただ、中学校の修学旅行というと、友人関係で悩んでいる盛りの時で、
そんな時の4泊5日は私にとってはとても辛かったのを覚えています。
良くも悪くも学校生活が濃縮される、しかも普段とは違う友人の一面が見えたりして、
それが私には全てマイナスに働きました。
最終日の夜、一番仲が良かった友人の前で愚痴っていると
急に息苦しくなってきたことは、今でも鮮明に覚えています。
あの日を境にして、私は「病人」、周りとは身体的にも違う存在だと感じるように
なっていったような気がします。今は大分戻ってきましたが(^^)
私にとってはなかなかに大変な通過儀礼でした(^^;
Commented by hitorishizuka-f at 2006-06-05 20:58
音楽と思い出って連結していることが多いですよね。

昔、パチンコ屋さんの前を通りががるときにお店から軍艦マーチがタイミングよく流れてくると、お店の前を「みぎ、ひだり、みぎ」っと、音楽に合わせるつもりはないのに行進してしまう私がいました。
『別に私は行進しているわけではないんですよー』と心の中で言い訳をしながらお店の前を通りすぎることがよくありましたっけ・・・。なつかしい・・・。

いま、私の住む街で夕方6時になると流れる音楽は『何故、夕方の音楽にこの曲をセレクトされたのでしょうか、市役所の方は・・・』と思うような曲です。(季節ごとに音楽が変わります)
Commented at 2006-06-06 13:12 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by watasi05 at 2006-06-06 19:27

あ~  思い出しますね~   あの頃のキモチ。   
はじめてのマニキュアは 爪の表面呼吸がふさがって息苦しくて 「コレガ大人ナノダ・・」 と 感じましたね。    男だと 髭剃り?  すんません。 わからないな。 (笑)

Commented by enzian at 2006-06-06 22:32
shop_MONONさん

関西人にも、物言わぬ静かな人はたくさんいますけど。
たとえばぼくなんか、それですね。^^

今は、どのチャンネルを回しても、関西の芸人が出ていますけど、
昔は関東の方にとっては関西弁を聞くのは貴重だったのでしょうね。
それも、生の関西弁ですからね。^^

ぼくの場合は、こういうことを書くと誤解を受けるかもしれませんが、汗
関東の人というより、中学生の生態(失礼!)に興味があったのです。
日ごろ、大学生や高校生と話す機会はよくあるのですが、
残念ながら、中学生と話す機会はほとんどないもので。。。

>今はもういないのですが、隣町の山間の田んぼには蛍がいたんですよ。
夜、真っ暗な田んぼに向かって車のヘッドライトを点滅させると
暫くしてから蛍が寄ってくるんです。
それはそれは幻想的でしたね~
そこも秘密の場所でした!

もういなくなってしまったのですか?それは残念。
秘密の場所はたくさんあった方がいいですのにねぇ。
Commented by enzian at 2006-06-06 22:37
meshiさん

>中学生の頃は、大仏なんて興味無かったなぁ〜。(今もだけど)

(^^)

>マニキュアもしなくなって久しいです。えへへ
女子力低下防止策としえてゃ、ひたすら爪磨きで磨いてます。
だから、ピカピカではあるんですヨ。(強調)

(゜Д゜)!!
女子力ってのがあるのですか!ケラケラ
わかりました。meshiさんピカピカと・・φ(._.)メモメモ

>ん? もしかして、中学生の爪もコレでは?
コレだと、マニキュアじゃないので、
中学生の頃からしている人が多かった気がします。

マニキュアだと思いますよ。
あの~なんというのでしょうか、あのラメみたいなテカテカした
成分が光っていましたから‥‥
ふだんはつけていないと思いますが、
旅行ということでつけたのだと思います。

ふ~ん、酸欠になるんだ‥‥φ(._.)メモメモ
Commented by enzian at 2006-06-06 22:40
manchesterさん

>スカートの裾上げというのにはびっくりしました。
私の時代はミニが流行りだったため、一瞬書き間違いかと思ったのです(^^;

スカートの長さは、
時代によっていろいろなんでしょうね。
また、いずれ長くなるでしょう。

>因みに、ソックタッチですが、私はスティック糊で代用していました(爆)。
「似たようなものやん」と言って・・・(-_-メ) もっとも私の場合、ルーズソックスを
はいていた訳ではなくて、走ると靴下がずり落ちてくるからだったのですが(´д`)
懐かしいですね。

ソックタッチが開発されるまでは、
女子高生たちは糊を塗っていて‥‥
それをヒントにしてソックタッチが開発された、
と聞いたけど‥‥ガセかもしれん。
Commented by enzian at 2006-06-06 22:42
manchesterさん、続き

大変な修学旅行だったわけですね。
気の合わない人たちとの泊りがけなど、
拷問のようなものですからね。
Commented by enzian at 2006-06-06 22:47
hitorishizuka-fさん

>音楽と思い出って連結していることが多いですよね。

そうですね。
ふだんは忘れていても、
音楽を聞くと瞬間的によみがえってくる思い出があります。

>昔、パチンコ屋さんの前を通りががるときにお店から軍艦マーチがタイミングよく流れてくると、お店の前を「みぎ、ひだり、みぎ」っと、音楽に合わせるつもりはないのに行進してしまう私がいました。
『別に私は行進しているわけではないんですよー』と心の中で言い訳をしながらお店の前を通りすぎることがよくありましたっけ・・・。なつかしい・・・。

軍艦マーチを聞くと、そうやって言い訳をしていたご自分を思い出すわけですね。
ぼくの場合、パチンコ屋さんと言えば、
「開けチューリップ」とかいう歌ですね、その昔、
間寛平が歌っていました。

>いま、私の住む街で夕方6時になると流れる音楽は『何故、夕方の音楽にこの曲をセレクトされたのでしょうか、市役所の方は・・・』と思うような曲です。(季節ごとに音楽が変わります)

どんな選曲かと、めちゃめちゃ妄想が広がりましたよ、も~
6("ー ) ポリポリ
Commented by enzian at 2006-06-06 23:09
watasi05さん

>あ~  思い出しますね~   あの頃のキモチ。   

思い出しましたか?^^

>はじめてのマニキュアは 爪の表面呼吸がふさがって息苦しくて 「コレガ大人ナノダ・・」 と 感じましたね。

meshiさんも書いてましたが、
爪をふさぐだけで呼吸困難になったりするのですね。
これは、そんなこととはまったく知りませんでした。

>男だと 髭剃り?  すんません。 わからないな。 (笑)

どきどきと苦しさの同居しているような体験?
男なら‥‥う~んなんだろうな。。。
Commented by enzian at 2006-06-06 23:46
鍵コメさん

そのブログの管理人をしております。
ブログを開設しているものとして、とてもうれしいご提案です。
ご提案に感謝いたします。

現時点での当方の認識をご説明いたしますと、
以下の二つの問題で、コメント欄の開設に躊躇しております。

ひとつは、そのブログが使用しているサーバーは迷惑コメントに弱く、
TBだけは受け付けておりますが、TBでさえ迷惑TBが多く、
毎朝、迷惑TBを削除する作業を続けております。
多数寄せられだろう迷惑コメントにどう対応するか、
良策が思いつきません。

もうひとつは、コメントを書いている教員には
多忙な方が多く(それでも毎日投稿している方もおられますが^^)、
せっかくコメントをいただいても、
なかなか返答できないであろうからです。
Commented by enzian at 2006-06-06 23:47
鍵コメさん、続き。

以上の二つの問題があるとはいえ、
ブログの醍醐味は、読者とのコミュニケーションにあります。

コメント欄をつける方策はないものか、
他の教員とも、改めて検討してみたいと思います。
Commented at 2006-06-07 17:41
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2006-06-07 19:53 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by enzian at 2006-06-07 22:08
鍵コメ2さま

そっそれです!
ほぼ‥‥か‥‥ふぅー、がんばりましょう。^^

それは朝じゃないでしょうかね。。。英語では
every morning you greet me 毎朝挨拶してくれる、
って部分がありましたから。^^
Commented by enzian at 2006-06-07 22:09
鍵コメ3さま

どういたしまして。
ご希望に添えればよいなぁと思っています。
こちらこそ、今後とも、よろしくお願いします。^^
Commented by 座敷童 at 2006-06-10 01:52 x
拙の故郷では夕方になると、ある童謡が町(村?)中に流れまして、
それを聞くとみんなおうちに帰っていってしまうのです。
遠距離通学で預けられっ子だったので、その童謡を聞くと誰もいない公園を思い出します。
陽が落ちて親が駅に迎えに来るまでの数時間。
西日で木立が地面中に作るモザイクの輪郭を枝で砂の上になぞっていました。
一人で公園を占拠出来る、独りぼっちの王様ごっこ。
楽しいですよ。

翌朝の公園の地面はえらいことになってるんですけどね・・・。(反省)
Commented by enzian at 2006-06-10 10:19
座敷童さん

して、どんな童謡だったの?(笑)

そう、預けられっ子だったのね。
数時間も待ってたの?
親を待つ時間の流れはゆっくりでしょうから、
数時間はさぞや長かったでしょう。
Commented by makkow at 2006-06-11 21:52
ドヴォルジャークの 交響曲第9番ホ短調
その 第2楽章 ラールゴ 変ニ長調 の 旋律ですね
拙者は はじめ 「家路」といふタイトルの
歌の旋律として親しんでいた 記憶があります
それは ドヴォルザークの歌曲ではなくて
弟子の一人が詞を付しタイトルをかぶせて歌曲として売り出した
ことに由来するようなのですが
「下校 ←→ 家路」 といふ なんとも 都合のよい
っと もってこいの 曲だったのでしょうねぇ
もっとも ドヴォルジャーク自身は
H.W.ロングフェローの長編物語詩
「the Song of Hiawatha」の中の「Minnehaha」 
その 森の葬儀の部分から暗示をうけて
かの旋律を生み出したさうです
しかし ながら 拙者は 「新世界」と聞くと
昔住んでいた場所の近所にあったパチンコ店
あるいは 宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」を思い出したりします
宮沢賢治は 件の旋律に詩をつけて
レコードにあわせ 歌っていたとかいないとか...
  『二荊自叙伝』「文語詩稿一百篇」にある
  「種山ヶ原」(春はまだきの) - です

それでは また
(* 附録アリます http://blog.drecom.jp/azimut/)
Commented by enzian at 2006-06-11 22:15
makkowさん

>ドヴォルジャークの 交響曲第9番ホ短調
その 第2楽章 ラールゴ 変ニ長調 の 旋律ですね

そうです、たぶん。^^
ドヴォルジャークと発音した方がチェコ語の発音に近いんですよね
詳しいんですね。

>拙者は はじめ 「家路」といふタイトルの
歌の旋律として親しんでいた 記憶があります
それは ドヴォルザークの歌曲ではなくて
弟子の一人が詞を付しタイトルをかぶせて歌曲として売り出した
ことに由来するようなのですが
「下校 ←→ 家路」 といふ なんとも 都合のよい
っと もってこいの 曲だったのでしょうねぇ

「旅路」というのは知りませんでした。
なるほどそういうわけで、下校時の音楽として流れていたのですか‥‥
この歳になって初めて知りました。納得です。
Commented by enzian at 2006-06-11 22:30
makkowさん、続き。

>もっとも ドヴォルジャーク自身は
H.W.ロングフェローの長編物語詩
「the Song of Hiawatha」の中の「Minnehaha」 
その 森の葬儀の部分から暗示をうけて
かの旋律を生み出したさうです

それも知りませんでした。(^^ヾ
ぼくが聞いていたのは、
ドヴォルザークはこの曲を、ヨーロッパを離れて
アメリカに渡った後に故郷への郷愁の思いを込めて作った
ということでしたので、記事では、
故郷を離れて夜を迎える女子中学生の
思いと重ね合わせてみました。

>しかし ながら 拙者は 「新世界」と聞くと
昔住んでいた場所の近所にあったパチンコ店
あるいは 宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」を思い出したりします

ぼくは「新世界」と聞くと、
大阪にある、大阪のエッセンスとも言うべき街の名を思い出します。^^

附録も拝見しました。^^
Commented by 座敷童 at 2006-06-12 00:20 x
>して、どんな童謡だったの?(笑)
有名な童謡なんですが、メロディーだけでどうしてもわからないんです。
私が再現するとエコーがかかった音のままなのでだれもわかんないようで。
帰す曲はどうしてあんな感じなんでしょうか。
いっそ「カルメン」とか「軽騎兵」にしてみようよ、と思うのですが。
Commented by enzian at 2006-06-12 23:59
座敷童さま

さようか、残念。

>帰す曲はどうしてあんな感じなんでしょうか。
いっそ「カルメン」とか「軽騎兵」にしてみようよ、と思うのですが。

う~ん、それも考え方ではあるけどね。(^^ヾ
Commented by makkow at 2006-06-13 01:56
故郷への郷愁は かなりあったみたいで
日増しに 増していったようです
(妻と娘 息子を 同伴していたらしいのですが...)
まあ 演奏時間約40分の交響曲ですから
いろいろな要素が 作用していると思います
(迫害されていた先住民の実態と音楽
 連れてこられた人々の 音楽文化に
 強く惹かれたこともあるようです...)

実は プラハ音楽院の作曲科の教授に
就任してまもない時期だったのですが
2年間の休暇をいただいての 渡米でした
しかも 給料は3倍以上
年に4ヶ月は自由にしていていいわ
ただし 10回は演奏会で指揮をしてね
といつた 契約内容 ...
当初 ドヴォrジャークを招聘した
ニューヨーク・ナショナル音楽院の
ジャネット・サーバー女史との契約は 2年
しかし 彼女に懇願されて
7ヶ月ぐらい アメリカ滞在を延長しています

ちなみに 弦楽四重奏曲第12番は
最初の夏休みを過ごした アイオワ州の
チェコ移民の村(スピルヴィル)で
半月ほどの間に一気に書き上げられたものださうです
Commented by enzian at 2006-06-13 22:38
makkowさん

>故郷への郷愁は かなりあったみたいで
日増しに 増していったようです
(妻と娘 息子を 同伴していたらしいのですが...)

そうですか。

>まあ 演奏時間約40分の交響曲ですから
いろいろな要素が 作用していると思います
(迫害されていた先住民の実態と音楽
 連れてこられた人々の 音楽文化に
 強く惹かれたこともあるようです...)

そうでしょうね。
長い演奏のそれぞれの部分のもつ意味が
あるのでしょうから。
ぼくは一部分しか覚えていないのですが。(^^ヾ

それ以降に書いてもらったlことも、
ぼくの知らない情報ばかりです。
ありがとうございます。
Commented at 2006-07-01 18:06
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by enzian at 2006-07-02 00:15
鍵コメ4さま

報告、ありがとうございます!^^
へっ?ピリオドが打てたのですか?

新しいタイプの違和感にさいなまれる日々が始まっただけでは‥‥^^

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