街の匂い

b0037269_23374262.jpgGWの街を歩いた。けっこう喜んで写真を撮っている。撮りはじめたころは自然ばかりだったが、いまでは街を撮るのもおもしろくなってきた。人波に流されながら、街の匂いを、人の痕跡を感じ取ろうとする自分がいる。ずいぶんな変わりようだ、と自分でも思う。

ずっと街を歩くのがイヤだった。コンクリートの建造物、猛スピードで行き交う車、マンホールの蓋、側溝で溶けはじめたタバコの吸い殻。革靴の立てる音、雑踏。人工的なものが苦手だった。人がうようよいるようなところはできることなら避けて通りたかった。18歳まで、人と言えば、揚げ足を取って、それを嘲笑することしか知らなかった。

by enzian | 2008-05-08 23:48 | ※街を歩く | Trackback | Comments(0)

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