完全なるお団子遊び

b0037269_23265870.jpgお団子遊び、おもしろかったね、という話になった。粘土やら土やらをつかってできるだけ丸いお団子を作る遊びだが、丸くなるだけで楽しかったものだ。「表面がつるつるの方がよかったですね」。なるほどそうだった。子どもはどこでも同じようなことをしているのだなと思う。

お団子が食べられるものであることを考えないなら、球体を作ることにはどういう意味があるのだろうか。球体には、ほかの立体にない特徴がある。欠けた部分も突出した部分もないということだ。凸凹がない、と言ってもよい。凸凹がないという意味ではそれは均質(均等)であって、凹がないという意味では完全無欠なのだ。

ぼくらはどうも、欠けのない、きれいなレーダーチャート(クモの巣グラフ)のような能力をもった人に憧れるきらいがあるけど、多方面で均質の能力をもった人なんて、そうそういないだろう。どこかが鋭く突出して、その結果、どこかが欠けている、あるいは、どこかがいちじるしく欠けていて、その結果、どこかが突出することになっているのだ。だとしたら、完全なお団子を作りたくなるのもわかるというものだ。いい加減な理由だが、そう思うことにした。

by enzian | 2008-05-17 22:33 | ※キャンパスで | Trackback | Comments(0)

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