腸(ワタ)の味

朝から録りためたハイジを観ていたら、クララが「苦いお薬、キラ~イ」などと言っている。薬は苦いもので、子どもは薬をいやがるものだ――というのは、今でも当てはまる考え方なんだろうか、などと考えている。今の薬はけっこう甘くて飲みやすいものが多くなってきているし、家庭用の常備薬のようなものには、苦いものでも糖衣錠になっているものもある。

子どもは薬をいやがるものだという考え方も、ぼくにはあまりピンとこない。ぼくは注射器を見るとタスケテママタスケテとなる人なのだが、苦い薬には抵抗がない。小さなころから苦み走ったいい少年だったから(意味不明)、苦いものに抵抗がなかったのだ。ちょっと苦みがある食べ物が好きだった。

ぼくは昔から苦みのある食べ物が好きだけど、人の味覚は歳をとるにつれて変わるもので、苦みの美味(うま)さはあるていど歳をとらないとわからない、という話を聞いたことがある。鮎の苦みが美味しいと思えてやっと一人前だというようなことを言う地方があるようだが、「味覚が変わる」というのはどういうことなのだろうか。

それは、さまざまな経験を経てきて、いろんな意味での度量が大きくなって、苦みという苦しみにも耐えやすくなる、ということなのだろうか。それとも、同じ鮎の腸(ワタ)を食べても、感じられる味が子どもと大人とでは違う、というのだろうか。もし後者なら、驚くべきことだと思う。

by enzian | 2008-06-07 11:01 | ※テレビ・新聞より | Trackback | Comments(6)

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Commented at 2008-07-10 00:23 x
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Commented by enzian at 2008-07-13 11:04
鍵コメさん

ぼくが記事を書く際に感じていた疑問をほぼ解消していただけたように思います。
食味にたいする閾値のはなし、また、苦さに対する生体の反応の仕方、
とても興味深く読ませていただきました。
ありがとうございます。
Commented at 2008-07-13 22:34 x
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Commented by enzian at 2008-07-19 09:43
鍵コメ2さん

見事にコメントを見逃していました。
ごめんなさい。

そうだったのですね。
そんなこととはつゆ知らず。^^
勉強になりました。

たまには遊びにきてください。
ブログにも学校にも。
Commented at 2008-07-23 21:04 x
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Commented by enzian at 2008-07-23 23:21
鍵コメ3さん

楽しかったですか。^^
読んでもらえればうれしいです。
また学校でね。^^

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