私が出会ったキノコたち(2)

その2



b0037269_2321047.jpgキチチタケ(黄乳茸、ベニタケ科チチタケ属)
傷つけると黄色い乳液を流す不気味なチチタケ属。味は、極めて辛い。

b0037269_2322267.jpgキチャハツ(黄茶初、ベニタケ科ベニタケ属)
和名は黄色かかった茶色の初茸の意味。

b0037269_2323591.jpgキツネタケ(狐茸、キシメジ科キツネタケ属)
夏から秋に発生する。この個体は幼菌。オオキツネタケと類似するが、やや小型。オオキツネタケ同様、可食。しかしアンモニアを好むアンモニア菌の一種であることから(実際、決まって犬の散歩道に発生する)、試す気はしない。

b0037269_2331622.jpgキツネノタイマツ(狐の松明、スッポンタケ科スッポンタケ属)
最寄のバス停の近くで見つけ、あわててカメラを取りに自宅まで戻った。スッポンタケ科の個体は、悪臭を放つ粘液質のグレバで銀バエなどを呼び寄せて胞子を発散させるという、珍しいタイプの虫媒を行う。早朝であったが、すでに盛んにハエが集っており、グレバは舐め取られて残っていなかった。グレバが残っていないことから同定に自信はないが、柄の色や形状からキツネノタイマツと思われる。

b0037269_2333526.jpgクロアシボソノボリリュウタケ(黒足細昇り龍茸、ノボリリュウタケ科ノボリリュウタケ属)
ノボリリュウタケの細いタイプで、かつ、その頭部が黒いタイプのもの。

b0037269_234183.jpgクロコブタケ(黒瘤茸、クロサイワイタケ科ヒポキシロン属)
和名の由来は見ての通り。肉質は硬い。シイタケほだ木にしばしば発生し、シイタケ栽培の害菌の一つとされる。

b0037269_2341821.jpgコガネキヌカラカサタケ(黄金絹唐傘茸、ハラタケ科キヌカラカサタケ属)
南方系のキノコで、本州では観賞植物の鉢や温室によく発生する。この個体は、なぜか我が家の裏山に発生していた。

b0037269_2344552.jpgコツブヒメヒガサヒトヨタケ(小粒姫日傘一夜茸、ヒトヨタケ科ヒトヨタケ属)
近縁のヒメヒガサヒトヨタケとは、本種の方が胞子が小さいことで区別される。

b0037269_23458100.jpgコテングタケモドキ(小天狗茸擬き、テングタケ科テングタケ属)
傘にはわずかなかすり模様がある。毒菌。

b0037269_2352264.jpgコニセショウロ(小偽松露、ニセショウロ科ニセショウロ属)
ニセショウロ科の個体であることは確かだが、類似種が多く、同定に自信はない。ボダイジュの根元に群生していた。発生時期が遅かったせいか、胞子を成熟させることなく、消滅した。ニセショウロ科の個体は弱い毒性をもつ。


b0037269_2354883.jpgコフミズキタケ(小文月茸、オキナタケ科フミヅキタケ属)

b0037269_2362253.jpgサガリハリタケ(下がり針茸、コウヤクタケ科サガリハリタケ属〔仮称〕)
吊り下がった無数の針のような形態をしている。幼菌は白ないし淡黄色だが、後に薄茶色になる。この個体は発生してすでに数ヶ月が経過した老菌。


b0037269_2364642.jpgシロイボカサタケ(白疣傘茸、イッポンシメジ科イッポンシメジ属)
傘のてっぺんに突起がある。同じ形で、黄色いキイボカサタケ、赤いアカイボカサタケもある。

b0037269_2365751.jpgシロタマゴテングタケ(白卵天狗茸、テングタケ科テングタケ属)
ドクツルタケ、タマゴテングタケと並んで最も毒性の強い猛毒菌。いわゆる猛毒御三家の一つ。純白であること、誰も採らないことあいまって、林のなかでも真っ先に見つかる。誤食すると、まずコレラのような症状を生じ、やがて小康状態を取り戻すが、次いで腎臓、肝臓などの内臓不全を起こす。

b0037269_2371141.jpgシロハツモドキ(白初擬き、ベニタケ科ベニタケ属)
シロハツと類似するが、柄の上部に青みがからないこと、襞がやや密であることで区別される。

by enzian | 2005-12-02 23:00 | ※自然のなかで | Trackback | Comments(0)

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