2007年 04月 07日 ( 1 )

いずれ手のひらを返す。

オウム真理教事件の余韻もいまではすっかり消えてなくなって、テレビはまた朝から深夜まですっかりオカルト盛りになっている(ここでオカルトとはなにか、という説明はしない)。ふんぞり返った占い師にしても、ゴージャスなスピリチュアル師(?)にしても、“とんでも科学” をまくしたてて欲望を刺激するエセ科学師(?)たちにしても、いずれ馬脚をあらわす。それはいいにしても、ぼくがむしろキライなのは、そういう人たちをあるときいっせいに告発して、集団で非難キャンペーンをはじめるというやり方だ。

流れ出る甘い汁はみんなで吸っておいて、旗色が悪いと見るや手のひらを返したように同じメンバーが告発をはじめる。はしごをかけて「さぁさぁせんせい、どうぞお上りください」とおだてて屋根へ上らせておいて、とつじょはしごを取り去って、屋根に残された人の顔に向けていっせいに石を投げつける。そのとき、誰が屋根に上げたのかはすっかり忘れている。そういうのが恥ずかしいことだとつねづね感じているので、そもそもそういう怪しげなモードにははじめから乗らない、と思っているが、しっかり乗っかっているのかもしれない。

by enzian | 2007-04-07 13:59 | ※テレビ・新聞より | Trackback | Comments(18)