カテゴリ:※海を見に行く( 13 )
※海を見に行く

菅浦(7)

佐吉を出て、湖畔のベンチに座ることにした。老人が舟を操って、ちょっと深いところで網を入れている。なにが獲れるのだろうか。鮒や鯉だろうか。 ちょうど羽虫(はむし)が羽化する時期のようで、浅場...

2010年 07月 19日

※海を見に行く

菅浦(6)

参道から外れ、舗装されていない道を歩く。やけにアゲハチョウが多いと思えば、山椒が生え、いたるところに夏ミカンがなっている。山椒や柑橘類などのクセの強い葉は、臭角を武器とする “モスラ” たちの餌...

2010年 07月 18日

※海を見に行く

菅浦(5)

菅浦の東西入口には四足門が残っている。これは江戸時代の末までは地域の東西南北の端に置かれていたもので、菅浦は一種の自治集落として隠れ里への出入を統制していたという。 山と湖に挟まれ細長く伸...

2010年 07月 13日

※海を見に行く

菅浦(4)

「地元のもんも使わんもんやから、バスもすっと行ってしまいよるんです」。2時間に1本のバスでは、それをあてにして生活することもできまい。安くもないJRに乗って、めったに来ないバスを継いで隠れ里まで...

2010年 07月 03日

※海を見に行く

菅浦(3)

大浦で菅浦行きのバスを待つ。バス停から少し離れた待合室でぼんやりしていたら、マイクロバスのような車がノンストップで通り過ぎた。まさかと思って時計を見たら、バスの出発時間だった。 なぜ待合室...

2010年 06月 26日

※海を見に行く

菅浦(2)

川に沿って大浦まで南下する。大浦はさらに東の塩津や飯浦と並んで琵琶湖のなかでももっとも奥まった北方に位置する内湾のひとつ。 大浦からの眺めのなかで琵琶湖ははるか南に延びているが、何十キロも...

2010年 06月 12日

※海を見に行く

菅浦(1)

湖西線の永原駅はそれなりに大きな駅だが、休日だというのにいっしょに降りる人もいない。 それは人気のないコンクリート製の要塞といった体(てい)のもので、駅の出口ではツバメの雛たちがヒィーヒィ...

2010年 06月 05日

※海を見に行く

走馬燈

美へのセンスはほとんどない。特に人間の表面に現れる美へのセンスはまったくもちあわせていない。色にも詳しいわけではないが、こだわっている色はある。水色だ。青と白の絵の具を混ぜるのが訳もなく楽しくて...

2010年 04月 24日

※海を見に行く

西桟橋

竹富島には西桟橋と呼ばれる桟橋がある。桟橋が突き出る砂浜にはとてつもなく走るのが速いカニがいて、行けばしばらくカニとたわむれる。桟橋のそばでは青いスズメダイやヤガラ(矢柄)が泳いでいる。ヤガラは...

2010年 03月 24日

※海を見に行く

ナミのいる風景

シャチが5億円で譲渡されるという話を聞いて、はっとした。やはり和歌山の太地にあるくじら博物館が飼育しているシャチだった。 その博物館は長く行きたいと思っていて、昨年、ようやく行けたところな...

2010年 03月 11日