どうすれば質問ができるようになるか?

授業では質問をするように言うけど、どうしたらうまく質問できるのかを説明したことはない。「相手が明確にできていないことを相手に気づかせてあげるような質問がいい質問だよ」なんて、質問の際の心構えは言っても、そういう質問はどうすればできるのかを説明しない。説明しないのはうまく説明できないからだ。ぼく自身は質問することを苦にしないタイプなのだけど、どうやって質問をひねり出しているか、自分でもしっかり考えたことがない。自信はないけど、もうすぐ新年なので考えてみよう。あえて言えば、もっとも簡単な質問にはいくつか型があるような気がする。

①使われている言葉のなかで特に大切に思える言葉の広がりをじっとみつめて、広がりに不自然な部分や不明な部分があれば、その不自然さや不明さを確認すればいい。なんのことはない、その人が使っている言葉の意味の質問である。

②そういう言葉が二つ三つありそうな場合には、それぞれの言葉の広がりをみて、どう重なっているかをみる。その重なりに不自然な部分や不明な部分があれば、やはりそれを確認すればいい。

③そういう言葉が原因(根拠)と結果(帰結)の関係になっていれば、そのつながりに無理がないかをみてみればいい。

④可能なら、①②③の不自然さ、不明さ、無理をどうすればすっきり整理できるかを考えて、それを自分からの案として「○○(すっきり案)ということでしょうか?」と聞いてあげれば、①②③の質問を一歩進めた高度な質問になる。

ぼくはこういう言葉と言葉の関係を、○や□、→や=を使って頭の中に図式化して、質問するときには「その頭のなかの図式をみながら、その図式に頭のなかで指を指しながら」質問しているような気がする。
by enzian | 2017-12-31 22:50

身の周り半径5メートルほどにある、なにげない日常をささやかに見つめ直します。


by enzian
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