身の周り半径5メートルほどにある、なにげない日常をささやかに見つめ直します。


by enzian
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「手当たり次第」の恐怖

問題をできるだけ細かく分け、分けた部分に順番をつけてひとつひとつ、ひとつの残りもなかったと確信できるぐらいに全体に目を通す。ある哲学者は、こういうのは当たり前のことのように思えて、しっかりできている人は意外に少ないと言っている。自分もできていないだろう。自分はそうだろうけど、自分のことは棚に上げて、これと反対のことをしている人をみるとぞっとする。反対のこととは「手当たり次第」ということ。

手当たり次第な人にとっては問題の本質がなんであるかとか、相手がどういう価値をもっているかということはどうでもよくて、問題が生じる度に、それこそ手当たり次第、順序も相手のなんたるかも考えないで道具として使って解決しようとする。それでまったく解決しなければなにかを考えるきっかけになるのかもしれないが、周囲の善良な人たちが全力で尽力するものだからそこそこ解決してしまう。だが、解決してもなぜ解決したかをわかっていないものだから、新しく問題が起こっても相変わらずどう解決したらよいかわからない。手当たり次第の範囲を広げることでその後の問題に対応していくしかない。傍迷惑な話だが、それで人生を生き切る人もいる。

以前はこういうタイプのある程度の年齢の人をみても我慢したり、おせっかいにも注意しようとしたこともあったが、いまではこういうのは生き方に根づいた性質で外からどうこうできるものでもないと気づいて、「逃げる」のコマンドを選択して(古いなぁ)、早々に逃走するのがよいと思うに至った。
by enzian | 2018-02-11 22:43

イデアを垣間見ながら

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卒業生と大阪で昼飲みをする。卒業生、大阪、昼飲みと続けばそれ以上なにも必要ないが、やっぱりまだうれしいのでコンデジをもっていく。店はコの字型のカウンター席になっていて、どれを頼んでも激安で、しかも美味しいのだ(ここ大事)。庶民派のグルメだからS級グルメという感じかな。

その卒業生はいつも個人研究室ではぼくの正面にどっかと座るやつで、いつも生意気にも正面切って勝負!となるやつなのだが、カウンターでは互いに同じ方向を向いて、やや遠いところに焦点を当てながら座るせいか、ふだんとはちがう話もできましたな。ねえねえ哲学科の諸君、せんせいは「理念やイデアをみながら飲んでいる」と言いたいのですよ、わかったかな。飲みながらも勉強してるんだよね、すごいね(ふざけるな)。ともかく、すぐに酔っ払ってカメラの存在を忘れてしまったので、写真はほとんど撮らんかった。
by enzian | 2018-02-06 16:46

コンデジ

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ここ何ヶ月もずっと取り組んできていた書類を昨夜提出して、ぼくはうれしくなって今日は遊びに出たのだった。そしてあまりにもテンションが高くなってしまったせいで、いまさらながらソニーのコンデジを買ってしまったのだった。思えば、海外研修の際に使おうといちばん最初に買ったコンデジがソニー製のもので、大したことはないだろうと高をくくっていたのだが、じっさいにはそれからのぼくの仕事も遊びも変えていったのだった。
by enzian | 2018-02-02 22:48